妊娠・中絶手術について

このページでは、一般的な「妊娠について」、「人工妊娠中絶について」ご説明しています。

やむを得ない事情で中絶を選択しなければならず悩まれている方、初めての妊娠や出産に悩まれている方は、このページで、妊娠と中絶についての説明をご覧になったあと、必要に応じ、当院での手術の流れ費用  についてご確認ください。悩まれている方わからないことがある方は、遠慮なくご相談ください。

 

妊娠による身体の変化と注意点

「もしかしたら妊娠したかも…」

  • 生理(月経)が来ない
  • いつもより胸が張っている
  • 乳首や乳輪がいつもと違う

上記のような身体の変化がある場合、もしかしたら妊娠しているかもしれません。

他には、高温期が続くことも妊娠の特徴の一つです。毎朝、基礎体温をつけている場合、高温期が続くことが確認できると思います。もしつけていなくても、なんとなく熱っぽく感じたり、生理前のような体調が続いたりします。

一番わかりやすいのは、やはり月経の有無です。

毎月定期的に来ていた月経が、次の開始予定日よりも1週間以上遅れているようであれば、妊娠の可能性があります。

また早い方では、生理開始予定日から1~2週間後位で、つわりの症状(吐き気・嘔吐)も出てきます。

出産を望む場合は、妊娠初期のこの時期は赤ちゃんの身体をつくる過程で非常に大事な時期です。強い薬を飲むことや、レントゲンを撮ることなどが無いように気を付けてください。

このころ(生理開始予定日から1週間以上経過)から、市販の妊娠検査薬で妊娠しているかどうか自分でチェックできます。検査をしてみて、反応が出た場合や反応がはっきりしない場合でも、体調の変化を感じた場合は、自分だけで判断せず、早目に婦人科にかかるようにしてください。

 

妊娠検査薬の使用と婦人科受診の時期

薬局などで購入できる妊娠検査薬を使用すると、妊娠しているかどうかを自宅で判定する事が出来ます。

現在の妊娠検査薬の感度は非常に高いため、気になる性交渉から3週間経過後、又は次回生理開始予定日から1週間経過後※であれば、妊娠しているかどうかの判定が可能です。(※生理開始予定日からチェックできるものも販売されています。)また、検査結果は非常に高い確率で信頼出来ます。

手軽で使用方法も簡単ですから、不安な方は病院に行く前に、まず妊娠検査薬を利用してチェックしてみることをお勧めします。

妊娠検査薬で陽性反応(+)が出た場合

婦人科・産婦人科を受診してください。

妊娠の状態を正しく診断するためには、生理開始予定日より2週間程度遅れた時期に、受診することをお勧めします。

あまり早い段階で受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)との鑑別も困難で、1週間後に再度受診しなければならなくなるからです。

妊娠検査薬で陰性(-)の判定が出た場合

通常は、妊娠してないと判断できます。

ただし、生理(月経)の周期が不順な方は、妊娠検査薬で陰性(-)の判定が出た場合でも医師の診察を受けたほうが望ましいでしょう。

注意点のまとめ

  • 妊娠検査薬は、生理開始予定日から1週間経過した時期には使用できます。
  • 妊娠検査薬は精度が高く、陽性(+)が出た時点でほぼ妊娠が確定できます。
  • 判定が陽性(+)であれば、早めに婦人科・産婦人科を受診してください。月経開始予定日から2週間位経過した時期に受診するのがちょうどよいタイミングです。

時間をかけて、その後のこと(産むか産まないか、出産しない選択をした場合、いつ手術を行うか)を検討できるように、ご自身のためにも、まず早めに病院受診してください。

母体を守るための法律

妊娠がわかった後は出産するかどうかを考えなければいけません。

「出産し育てること」を選択された場合、母子手帳をもらうなど分娩までの準備を進めていきます。

しかし、やむを得ない事情で「産むことができない」場合、日本では母体を守るために人工妊娠中絶という「産まない」選択もできます。中絶手術は重い選択ですが、これは母体保護法という法律で保証されています。

一人で悩まずに、まずはご相談ください。

 

中絶手術が可能な妊娠週数

母体保護法という法律で、中絶手術を行うことができる週数が決まっています。

妊娠4週~11週6日目までの期間に行う中絶手術を、初期中絶といい、

妊娠12週~21週6日目までの期間に行う中絶手術を、中期中絶といいます。

※上記料金は税別表記です。

21週6日以降は、法律上、中絶を行うことができません。

何週目に手術を行うかにより、中絶手術方法が変わります。手術を安全に行うためにも、妊娠週数をしっかり把握する必要があります。

 

初期中絶と中期中絶の違い

初期中絶
中期中絶
説明 妊娠4週~11週6日目までの期間に行う中絶手術のこと 妊娠12週~21週6日目までの期間に行う中絶手術のこと
主な手術方法 無痛吸引法 無痛ソウハ法、陣痛分娩法

胎児が大きくなっているため、人工的に陣痛を起こして 死産の状態で分娩する方法(陣痛法)、又はソウハ法のいずれか、状況により適切な方法で手術を行います。

手術時間・
退院までの期間
手術時間は、15~20分

麻酔から覚めて安全に歩行が出来るようになったらお帰りいただけます。

日帰り手術が可能です。

(受付から4時間程度で帰宅可)

手術時間は、胎児の大きさ(週数)により異なります。

中絶手術後、身体に何も問題がなければ退院できますが、通常2~4日の入院が必要となります。

その他手術について 比較的安全に手術を行うことができ、費用も安く抑えられます。 母体への負担も初期中絶と比べて大きく、費用も出産と同程度が必要

初期と違って大掛かりな手術となります。

手術を行えるクリニックも限られます。

その他手続き なし 死産届の提出、火葬の手続きが必要

当院では、中期中絶手術も行っておりますが、可能な限り初期中絶手術(妊娠4週~11週6日目までの手術)を受けることをお勧めしております。(中期手術よりも初期中絶手術の方が身体の負担も金銭的な負担も少ないため。)

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